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イタリア

また台風ですね。 今年は本当に自然の脅威を感じます。 11/18に行うバッハシリーズ第3弾は、「イタリア風」というテーマですが、 私が初めてイタリアに行った時にテレビをつけてアナウンサーがニュースを読むのを聞き、(これは真面目なニュースなのか)と思うくらい、抑揚とリズムがまるで歌うようなので驚いた記憶があります。 音も表情もはじけているのです。 イタリア語とイタリアの音楽も密接に関わっているなあとそのことを思い出しながら、準備するこの頃です。 そういえば最近あまり語学の勉強をしていないので、ドイツ語とイタリア語をもう少し勉強したいです。 10月の目標 語学を勉強する。 気合を入れて練習する。 たくさんの人に会う。 顔の保湿に気をつける。 早く寝る。

雑感

最近腹がたつということが減った気がします。 留学して、ヨーロッパと日本との音楽環境の違いを感じるにつけ、(たくさんの音楽家が留学して帰国しているのに、日本になぜ良いところをもっととりいれないんだろう。)と思っていました。 帰国してすぐは、日本の音楽的な環境の悪い部分にばかり目がいき、いつも腹を立てていました。 最近それがあまり無くなったと感じます。 特にネガティヴな意味ではなく、どうでもよくなってきた、そしてこういうものだとわかったというのもあります。 合わない考えと距離をおいたというのもあるのかもしれません。 ただ、なぜ変わらないんだろう、と思っていたことについては、全体の風潮を変えるために、何かをするというのはアイデアと膨大なエネルギーが必要で、それは小さな存在の音楽家には難しいことなんだと腑に落ちた部分があります。 私が子供の頃と今とでは良く変わったきていることも多く、 単に時間が必要な問題もある、、とも思います。 今後どうするべきか考えると、やはり何もしないのではなく、自分にできることをさりげなく行って、なにかそれが良い方向に向かうきっかけになるような、そういう小さな何かを積み重ねていきたいと思います。

無意識

というと、フロイトのなんとかみたいですが、最近音楽の捉え方が以前と変わってきた気がして、過去の録音をいろいろと聞いてみたりしていました。 なぜ、変わってきたか、それは教えるようになったというのも大きいかもしれません。 教えるという行為は、言葉にするということでもあります。 その発した言葉によって自分が無意識にとらえていたことが、少し違って自分自身にも認識されるという結果を招くということもあるようです。 自分が一番大切にしていることは何か、チェンバロ特有の美しさとは何か、再び考える一日でした。

フレンチオペラ

リュリやラモーのトラジェディをはじめとする、オペラを見てみようというミニ講座、終了しました。 ド派手な世界で非現実に浸る、それがフランスのバロックオペラなんだなという気がします。 陶酔と倒錯。そういったものは、音楽には欠かせませんが、バロック時代にはとりわけそうであったと確信に至ったミニ講座でした。 ご参加くださった方々ありがとうございます。 みなさま自由にご意見くださるので、私も新たな気づきもあり、また教えていただくこともありで楽しいひと時でした。

雨と脳

すごい雨でしたね。 被害があった方々には心よりお見舞い申し上げます。 すぐご近所でも川が氾濫して水が高くなっていて、晴れの国岡山でもこのようなことがおこるのかと驚き、何もなく過ごせる日々がいかにありがたいことかと思います。 雨の中、精神科の友人がくれた本を読んでいました。 オリヴァー サックス著 「音楽嗜好症」 です。 脳神経科医であり作家の作者が書いたものですが、脳って人間って本当に不思議だなと思わせる内容です。 雷に打たれて以来音楽にのめり込むようになった男性の話、 音楽を聞くと発作がおきてしまう話などいろいろな興味深いエピソードがありますが、 音楽をするというのはかなり複合的な脳の働きがあって初めて成り立つのだということを感じます。そのどれかが損なわれてもダメになってしまうこと、 けれど音楽家でも得意な領域とそうでない領域があるということ、 自分のことも含めて音楽をし、好きなったり嫌いなったりなんらかの反応をするというのは本当に不思議なことなんだと思いました。 音楽好きの皆様ぜひご一読ください。 医学的にいろいろな症例が出ていますが、ただ事実の羅列ではなくどれもそこはかとない作者の愛情を感じさせる素敵な本です。

冒険

冒険というのはやはり大切だなと思います。 普段会わない人たちに会いにいき、学ぶこと。 興味を持って見ること、素晴らしさやそうでないことについて考えること。 出会う人は自分の鏡ということを思い出します。 これからもいろんな人に会って、世界を広げていきたいです。

安藤さんのこと

小さい頃から大学に入るまでずっとピアノの調律をしてくださっていて、帰国してチェンバロの初リサイタルにも遠く津山からお越しくださった、アンタレスの安藤欣之さんが昨年お亡くなりになったと今日知らされました。 お世話になった方の訃報を知るのがこんなにも遅くなったこと、もうお会いできないということ残念でなりません。 センスがよくスマートでとても素敵な方でした。 ご冥福を心からお祈りいたします。