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弟子から見たショパン

エーゲルディンゲル著「弟子から見たショパン」(音楽之友社)はショパンのレッスンについて生徒から、または同時代の友人、同僚などの証言からショパンの音楽観を考察する本なのですが、 これを見ているとショパンの考えはバロック時代のそれにかなり近いところがたくさんあるのです。そのままチェンバロの演奏にも応用できそうな。 ショパンは1810年生まれなので、生きていれば207歳ですね。私の祖父が96歳なのでそれを考えるとそう遠い昔の人ではない気がします。おかげでたくさんの資料が残っていて、生き生きとしたショパンを私たちは知ることができるわけです。 ショパンにとって1685年生まれのバッハは、たった125歳しか違いません。 そう考えると、バッハもそんなに昔の人じゃない気もしてきます。