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4月, 2018の投稿を表示しています

ラジオ

5/1 9:25〜FMにてアルテゾーロ クラシカ の畠山さんがご出演の番組「音楽の扉」で私のコンサートについても取り上げてくださるそうです。コンサートのプログラムから選曲下さいます。 ただし音源はレオンハルトとボーモンだそうで、プレッシャーがかかります。 そして5/4RSKラジオ にちょっとだけ出演させていただきます。 15:30頃から8分ほどです。 こちらは私の音源を笑。 よろしければお聞きください。

チェンバロの演奏

チェンバロってどう弾けばいいのか、永遠の謎でもあります。 正しい音楽を見極めようとすればするほど、間違った方向に行くような。 上下を逆にすると正しくなるみたいなところがあります。 うまく言えませんが。 よくイタリア人の先生がおっしゃっていた「考えるな、感じろ」ということは実は本当に大切なのかもしれません。 体が一番どう弾けばよいのか知っているのかも、と思うこのごろです。

1日を

学生の頃から、本番やらレッスンやらで準備が間に合わない!と焦った時には、1日を3日と数えることにしていました。 朝、昼、晩で3日という計算です。(ただし用事のない日) 朝:起きて練習し、何か食べてちょっと寝る。 昼:何か食べて、練習し、ちょっと歩いて昼寝。 夜:練習する。ご飯を食べる。練習する。就寝。 昼寝を挟むのがポイント。この方法だと一週間でも「私には後三週間ある。」と思えて気持ちに余裕ができるのです。笑。

ダジャンクール

ダジャンクールという作曲家をご存知ですか? フランソワ クープランを敬愛し、クープランの様式で作曲して「オルドル」という語や装飾法も借用し、と尊敬の念を表していたためか、なんとなくクープランの崇拝者としての認識が先行している気もしますが、大変香り高い作品を残した素晴らしい作曲家であると思います。 ダジャンクールは1684年ルーアンに生まれました。ルーアンはパスカルも傾倒したと言われるジャンセニスムという思想の一つが盛んだった街だそうで、その関わりがダジャンクールにもあるのか、気になっています。どなたかご存知の方がいたら教えてください。 ダジャンクールはフランスの一流の音楽家である、ニコラ・ル ベック やボワヴァン(ワインを飲むという意味!)に師事し、ヴェルサイユの王室礼拝堂のオルガニストをマルシャンの後継として務めました。クープランの死の年である1733年に出版した「クラヴサン曲集」が彼の代表的な作品です。 そのクラヴサン曲集の第4オルドルに「クープラン」という曲が収められていますが、その曲はホ短調。 クープラン自身が作曲した「クープラン」もホ短調です。 クープラン自身ホ短調が好きだったのだと思いますが、個人的にはホ短調というのは、激しいというのとも、悲しいというのとも違う、中々一言では表現できない複雑さを秘めた調であるように感じています。その調でクープランが自分自身を表したということは興味を惹かれます。 …クープランの話になってきましたが、ダジャンクールも素晴らしい作曲家です。 今回演奏できて嬉しく思います。

Be careful

星の動き的に、アクシデントが起きやすいタイミングということはわかっていたものの、車を派手にぶつけてしまいました。衝撃がありショックなものですね。 幸いけが人などはなくそれはせめてものを救いですが、疲れが出やすい季節ですし皆さんもお気をつけてくださいませ。

知恵を絞って

イメージ
5月13日の演奏曲目が決まりました。 フランソワ•クープラン : François Couperin プレリュードニ短調(クラヴサン奏法) Prélude en ré mineur "l'art de toucher de clavecin" フランソワ•ダジャンクール : François Dagincour 第一オルドルニ短調より(クラヴサン曲集) Le première ordre en ré mineur " Pièces de clavecin " アルマンド「王冠」、クーラント、サラバンド「壮麗」、ジーグ「ブレヴィル」 Allemande : La Couronne , Courante ,Sarabande :La Magnifique ,Gigue La Bléville  フランソワ•クープラン : 勝ち誇るミューズ La Muse Victorieuse. サラバンド「貞淑」 Sarabande la Prude. 双子 Les Juméles. 修道女モニク Soeur Monique. 愛想の良いテレーズ L'aimable Thérése. ケルヴィムたち、または愛想の良いラズール Les Chérubins ou L'aimable Lazure. シャブイーユ公女、またはモナコのミューズ La Princesse de Chabeueil ou La Muse de Monaco. フランスのフォリアまたはドミノ・フランスのフォリアまたはドミノ (長過ぎるより短すぎるほうが良いと考えやはり削除します。もしお聞きになりたい方がいればアンコールで演奏します♪) 〜休憩(簡単なお茶付き)〜 ヨハン ゼバスティアン バッハ : フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815 フランス風序曲 ロ短調BWV 831 パリ♡

練習

練習というのは楽器を弾く以上絶対にしないといけないものですが、私にとっては弾いていれば芋ずる式に課題が現れどんどん時間が経っていくというもので、始めてしまえば普段は嫌なものではないのです。でも全然やる気が起きない時もあります。 限られた時間で(どうしてもここまでやらないといけない)という時は、ストレスを感じますし、体調が悪かったり、気分が乗らなかったり、用事が入ったりでなかなか思うように進まない時内心焦ります。 なぜこんなことを書いているかというと、今まさにその時だからですが笑、さてどうやって練習を始めようかな。 そんな気分の乗らない時一番良いのは歩きながら練習計画を立てること。しかし今日はもう遅い。 フライブルクの音楽大学はなんと24時間練習可能だったので、困った時は学校に泊まったこともありました。でもそうすると生活のリズムが崩れて、翌日の練習に響くのであまり良いアイデアではなかったですが。 そうだとりあえず体調を整える。それが一番大切ということで今日はもう寝よう!