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4月のコンサート演奏曲

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岡山も先日桜の開花が発表されましたが、雨の日が多く、お花見日和が待たれます。 4/29(土)17:00からルーテル岡山教会で行うチェンバロコンサート「クープラン一族」のプログラムが決まりました。 クープラン家はルイとフランソワだけでも合わせて300曲ほどの、しかも名曲ばかりがあり選ぶのにいつも時間がかかります。 お聞きいただけるとうれしいです。 【プログラム】 ルイ・クープラン 1626-1661 組曲ハ長調 フランソワ・クープラン  1668-1733  クラヴサン曲集より 第8オルドル アルマン-ルイ・クープラン  1727-1789 クラヴサン曲集より 「アルルカンまたはアダム」L’Arlequine ou la Adame 「シェロン」La Chéron  休憩 ヨハン=ヤーコプ・フローベルガー  1616-1667 「ブランロシェ氏の死に寄せる悲嘆とトンボー」 フランソワ・クープラン 第23オルドル ルイ・クープラン 「ブランロシェ氏のトンボー」 開花発表の日の近所の桜

コンサートのお知らせ

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 急に暖かい日が増えてきましたね。 冬から春に、春から夏に、季節の変化に人間は合わせるより他なく、「あ、もうちょっと待って。冬をあと1ヶ月」と言うわけにもいかず、つまり翻弄されながら暮らしているのだなあとぼんやり考えました。 さて4/29(土)17:00から「クープラン一族」と題したチェンバロソロコンサートを行います。 久々のフランスの作品でのコンサートで楽しみなのですが、名曲が多すぎて、あれも弾きたいこれも弾きたい、となかなかプログラムが決定しません。ルイ•クープラン、フランソワ•クープラン、アルマン=ルイ•クープランの作品を中心に時間的に余裕があればその他のクープランも取り上げられたらと思っております。 連休中ということでお忙しい方が多いと思いますが、もしご都合がよければお運びください。

コープマン氏の追っかけ

 先日は古楽界の巨匠トン•コープマン氏のオルガンリサイタル、チェンバロリサイタルを聴きに広島、神戸と追っかけをしてきました。 最初のうちには、(おぉ、そういう表現なのか)と驚いた自分がいました。ですがそれは自分自身の「こうあるべき」に当てはめて考えているばかりて、また音楽の表面のみを聞いていることに気づきそんな自分に軽くショックを受けて、また気を取り直して耳を澄ませました。 そうすると、だんだんコープマン氏の内面の声が聞こえてきます。それは明るくエネルギーがあり、でもデリカシーに満ちています。 ヨーロッパで学んだことは何よりそうした音楽の聴き方であったはずなのに、忘れかけていたかもしれません。 大切なことを思い出すことができました。