コープマン氏の追っかけ

 先日は古楽界の巨匠トン•コープマン氏のオルガンリサイタル、チェンバロリサイタルを聴きに広島、神戸と追っかけをしてきました。

最初のうちには、(おぉ、そういう表現なのか)と驚いた自分がいました。ですがそれは自分自身の「こうあるべき」に当てはめて考えているばかりて、また音楽の表面のみを聞いていることに気づきそんな自分に軽くショックを受けて、また気を取り直して耳を澄ませました。

そうすると、だんだんコープマン氏の内面の声が聞こえてきます。それは明るくエネルギーがあり、でもデリカシーに満ちています。

ヨーロッパで学んだことは何よりそうした音楽の聴き方であったはずなのに、忘れかけていたかもしれません。

大切なことを思い出すことができました。



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