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10月, 2018の投稿を表示しています

プログラム

風邪をひきました。 今、流行っているみたいですね。 鼻水、咳、頭痛などまさに「ザ風邪」です。 さて、今度のコンサートですが、 ジェミニアーニの小品の中から曲を限定していなかったのですが、 プレリュード ニ長調 アムルーズモン(amoureusement)ニ短調 ヴィヴモン(vivement)ニ長調 の三曲を弾かせていただくことにしようかと思います。 よろしくお願いいたします。 しっかり体調を整えて良い準備を行わなければ!

ラジオ

先日RSKラジオのあもーれマッタリーノにコンサートのお知らせに10分ほど出演させていただきました。 MCのお二人は声も素晴らしく、会話が上手でさすがプロはすごいなと思いました。 https://radiko.jp ↑のアプリのタイムフリーというところから過去一週間分の放送を聞くことができるようなので、もしよろしければお聞きください♪ 10/19(金曜日)放送分です。 ちなみに私が出演したのは、番組開始から2時間22分ほど経過したあたりです。

チェンバロという楽器

 フランスはチェンバロが盛んで、人々に好まれており、たくさんの素晴らしい奏者がいて、地方地方の音楽院にチェンバロ科があります。 しかしながら、そんなフランスでも地方のチェンバロ科が経済上の理由により閉鎖の危機なんて話が聞こえてきます。 チェンバロはもともと貴族がお抱えの音楽家に演奏させたり、自分で弾いて楽しんでいた楽器です。 なので音量も小さく、2000人のホールでリサイタルをするための楽器ではないのです。 今の黒いピアノがなぜあれほどの音量が必要か、それは一度にたくさんの人に広い空間で聞かせるためでもあるのです。 チェンバロはどれだけスターになっても、2000人が高いチケットを買って来てくれることは望めなく、コンサートを開催しても興行主にはあまり魅力が無い、つまり好きな人は自己責任で勝手にやれば、という無言の何かが存在します。 フランスはそれでも自国の伝統文化であり、守る義務があります。 そのフランスでこの厳しい状況。日本では言わずもがななんでしょうか。 チェンバロはフランス革命を機に一度廃れた歴史を持ちます。 また歴史は繰り返すのかと考えると背筋が寒くなりますね。 チェンバロを盛り立てるにはどうしたら良いのでしょうか。 チェンバロはその上メンテナンスも難しくすぐにご機嫌を損ねます。 1から10まで難しい楽器それがチェンバロなんだという事実を最近噛み締めておりますが、 でもだから好きになったんだなと妙に納得するこの頃です。 …始めた時には何も知りませんでしたが。。

情熱

イメージ
情熱は最高の化粧だ!と言った人がいたようないなかったような気がしますが、 まさに情熱こそが人生に大切な気がします。 私は基本的に超低血圧なのであまり普段のテンションは高くないのですが、 やはり最も情熱をそそぐもの、それはチェンバロです。 そして今回のバッハシリーズのテーマは「イタリア」。 特に情熱の炎が燃え盛る音楽を弾くことが出来る喜びを噛み締めています。 エネルギー満タンでがんばらなければいけないなと思います。 チェンバロや古楽は、昔のものなのでお勉強の要素もあり、とっつきにくくも出来る分野ではありますが、私の中でチェンバロは何かと改めて考えると、それは最高にかっこいい楽器なのです。 なのでぜひ若い人々にも聞いていただきたい。 バッハもほとんどの鍵盤作品を30代で書きました。 時空を超えてフィーリングがフィットするそんな音楽だと思います。 どうぞ若い方々もお越しください! そんな気持ちを表すためにも、今回のバッハシリーズのチラシは新しいバッハ像を画家の影山健治さんに描いていただきました。 とても素敵で気に入っています。

Radio

えーもう10月中旬!! と驚いております。 ラジオ出演のお知らせです。 来週10/19(金曜日) RSKラジオ「あもーれ!マッタリーノ!」15:35分頃から そして 11/12FM岡山 「フレッシュモーニング」〜 音楽の扉〜のコーナーでコンサートのお話などをさせていただきます。こちらは9:25-9:50頃の予定です。 どちらも生放送のため緊張しますが、よろしければお聞きください♪

交流

なんとなく今までのブログを読み返していると、思ったことをクドクドと書いているだけで、面白くも感じがよくもないのですが、私は一体誰に向けて書いているのかと問うと、人に向けてというよりやはり自分自身の備忘録的な要素が強いのかな?と自分でもよくわかりません。 読んでくださっている方もいらっしゃるようですが、交流などはないですし、主に誰が読んでくださっているかというのはわからないので、私のイメージも漠然としています。 そういったわけでこのままでは、これからも面白くも感じもよくもないブログのままかも知れません。もしご感想などあればお寄せください! 先日とある含蓄ある年配の方と話していると「あなたは孤独です。」と仰られました。 一人でいることが寂しいとかそういう感覚はあまり持ったことはないですが、確かに留学中は圧倒的に一人で過ごす時間が長く、それは自分の内面というものに目を向ける時でした。その中には目を背けたいものも多々あり、精神に不調をきたすこともありましたが、そのおかげで音楽がより輝いて見えるようになった貴重な時間でもありました。 ..でも自己完結が過ぎて、排他的な雰囲気がでているとすれば、それはよくないなと思います。思い当たるところも確かに多いのです。 来年は、珍しくアンサンブルの公演が続きます。 そして占いによれば、結婚運も良いらしいのです。 交流というものを大切に心がけていきたいです。