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バリトントリオ

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もう9月も終盤です。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、バーゼル留学中に出会った友人たちによるコンサートが急遽岡山で行われることになり、運営を手伝っております関係で今日はバリトントリオのご案内です。 弦楽トリオですが主役の「バリトン」とはあまり聞き慣れない楽器です。 ヴィオラ•ダ•ガンバの仲間ですが、フレットがなく金属製の共鳴弦が張られて響きが豊かで独特なのだそう。 ハイドンが仕えたエステルハージィ侯が愛した楽器としても知られて、ハイドンはたくさんのバリトントリオを作曲しました。 コンサートは10/9(土)11:00から蕃山町教会で行われます。詳細はチラシをご覧ください。 この度岡山に来られる友人たちがバリトントリオに取り組んでいるのは留学中から知っておりましたが、実は私は今まで聞いたことがなく、初めてじっくり聞くのを楽しみにしております。 余談ですが、共鳴弦と言えば、チェンバロは弦数が非常に多く、自ずとお互いに共鳴弦としての役割を果たしているから残響が豊かなのだなと改めて思いました。 響板やボディだけでなく張られた弦ももちろん重要な要素ですね。