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デュオリサイタル終了しました

櫻井氏とのコンサート昨夜無事に終了しました。 寒い中たくさんのお客様がお越しくださいました。本当にありがとうございます。 私はガンバソロとあまり合わせた経験が今までなかった気がしますが、 低くそして温かい音色を持つガンバの魅力を改めて感じました。 何度か合わせをするうちに、徐々に互いの音楽性が合っていくのもアンサンブルの楽しさですね。 そして久しぶりに通奏低音を演奏し、また人と合わせることで自分のクセのようなものを客観的に知ることができ、そしてハ音記号にも久々に触れて、いろいろと本当に勉強になりました。 ただコンサートを企画し、行うということについては、思いを巡らせるところでもあります。 コンサートは皆様のご協力なくしてはできないのですが、 演奏を聞いて喜んで頂いて嬉しい反面、各所にご迷惑、ご負担もかけながらしか1つのコンサートを企画し実行するというのはやはり難しく、総合的に考えると自主企画のコンサートってする意味が本当にあるのかな、と思う気持ちもあるのが正直なところです。 自主企画でコンサートを行う音楽家はみな、心のどこかにその思いはあると思います。 一度のコンサートで行うことが多すぎ、単に疲れているのでそう思うのかもしれません。 音楽家はいろんな意味でタフでなければいけないのですね〜。 ご協力くださった皆様本当にありがとうございました。

好きとは

色々な職業の人に会って、その仕事が好きな人、扱うものが好きという気持ちが伝わってくる人はやっぱりいいなあ、と思います。 で、好きって何かと考えると、「詳しいこと」なのかもしれないなとふと思います。 知ろうとすること、知りたいと思うこと、それに労力を惜しまない、結果詳しくなる。 私ももっともっとオタク道邁進しよう。 ちなみに「愛」は「その対象のために命を投げ出せること」なのだそうです。

櫻井茂・小川園加デュオリサイタルのお知らせ

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新年が明けて早くも8日が経ちました。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 今年はどんな一年になるのでしょうか。 楽しみですね。 1/26にはヴィオールとクラヴサン(いずれもビオラ・ダ・ガンバとチェンバロのフランス語の呼び名)によるコンサートを岡山市立オリエント美術館で行います。 プログラムは気づけば、ちょうどルイ14世の時代にヴェルサイユ宮殿で演奏されていた音楽です。 フランス人はこの時代とりわけヴィオールを好みました。 イタリアではテンションの高いバイオリンが好まれていたわけですが、ヴィオールは弦の張力も緩く、低く渋い音のする楽器です。 どこか物憂げな哀愁が漂う楽器と言っていいかもしれません。 そんなフランス好みの大人の音楽をぜひお楽しみいただければと思います。 プログラムは マラン マレ: ヴィオールと通奏低音のための組曲 ホ短調(第2巻より),迷宮 フランソワ・クープラン:ヴィオールと通奏低音のための組曲 第2番 イ長調 ダングルベール:組曲ニ短調より プレリュード・ノン・ムジュレ、クーラント、サラバンド、ジーグ/シャンボニエール氏のためのトンボー (クラヴサンソロ) ドゥ マシ:組曲 ト長調 などの予定です。 この動画は2015年にオリエント美術館で行ったコンサートの模様です♪ 櫻井茂(ヴィオール)・小川園加(クラヴサン) デュオリサイタル 2019年1月26日 19:00開演 岡山市立オリエント美術館 (岡山市立北区天神町9-31) 全席自由 3000円(高校生以下1500円) 問い合わせ:terzapratica@gmail.com