アーティキュレーション
日本で演奏するとよくアーティキュレーションについての意見を述べられます。 クセがある、少ない、多すぎる、慣れてないみたい etc。。 留学中には言われたことがない事です。 なぜ?と考えた時に、基本的なことに気づきました。 ヨーロッパの人はあまりアーティキュレーションを気に留めてないのです。 アーティキュレーションは音楽を表現する手段であり、その結果としてアーティキュレーションがあり、アーティキュレーションがあっての音楽ではないからです。 音楽に説得力があれば、どのようなアーティキュレーションであれ適切だと言えると思います。 そうでなければ工夫の余地があるでしょう。 それ以上でもそれ以下でもない。それがアーティキュレーションだと思います。