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趣味の音楽

岡山では沢山のアマチュア音楽家の皆さんがコンサートをなさっていて、 聞きに伺う機会も多いです。アマチュアとは何かという定義は難しいですが、休みを利用して音楽に取り組んでいる人をここでは指します。 わたしが学生の頃は趣味で音楽をされてる方に触れ合うことも、コンサートを聞くこともあまりなく、この体験は留学後、岡山に帰って初めてもたらされたものです。 そのことでコンサートを聞きに行く回数が圧倒的に増えました。 毎週末ということもしょっちゅうです。 するとコンサートを聞くことに慣れてくるという効用を私自身感じます。 自分が開催する時も、岡山のお客様ってなんでこんなに静かに、しかも全く知らない曲でも思い思いの楽しみ方ができるんだろう?と不思議だったのですが、 そういう日常の経験でトレーニングされてるからなのだなと最近思います。 東京などで、一流どころしか聞かないよって感じの方や、そして音楽家は意外とコンサート会場でソワソワ落ち着かない様子の方が多いのと対照的だと感じます。 アマチュアの方は、もちろん時として演奏の技術が十分でない場合もありますが、コンサートに向けて熱心に準備して、人前で弾くことは単なる個人の楽しみではなく、文化に大きく貢献することなんだなぁと思うようになりました。 素敵なコンサートは、あってありすぎることはないのですね。

歌伴

パジャマコンサートに備えて、またにわかピアニストになり、歌の伴奏をしております。 今回は素晴らしい歌手とご一緒に、ヘンデルからバーンスタインのウエストサイドストーリーまでもりだくさんです。 ミュージカルはバロックと表現が近いものが多いですし、楽しいですね。

バッハシリーズ今後

コンサートから1週間が経ちました。 今回は受験生かと思うほど練習したので、コンサート後はぐったりしておりました。 いわゆる難曲はせめて30代のうちに全てクリアしておかなければならない気がします。 若い時のレパートリーはいつまでも弾けるものですが、だんだん練習しても少しすると何を弾いたかも思い出せなくなってしまいます笑。 さて次は何を弾こうか。コンサートで取り上げるかは未定ですが、 平均律全曲は避けて通れないですね。 それからなんでしょうか。 バッハシリーズ今後は室内楽にも焦点を当ててご紹介できればと思っています。 バーゼル時代の友人と一緒に演奏したいねと話しているのですが、実現できると嬉しいです。 ゴルトベルクの演奏会では、毎度のことではありますが、決まってからコンサートまでの期間が短く、快く素晴らしい音響の会場を貸してくださった蔭凉寺の篠原御住職をはじめ、告知など皆さまのご協力なくしては成り立ちませんでした。 本当にありがとうございました。 あらゆる方面で音楽に情熱を傾ける方々がいてこそ演奏できるのだと思います。