Mozart

最近、ここ一年ほどでしょうか、ピアノやオルガンを弾くようになり作品に新たに接することも多く、急にモーツァルトが好きになってきました。
以前はどこか単調で軽快というイメージしか持っていなかった気がします。
何がどうしてこれほど陰影と彩り豊かなハーモニーが美しい曲だったの?
なぜ今まで気づかなかったの?と思うほど魅力を感じています。

小林秀雄がモーツァルトについて「疾走する悲しみ」と表現されたと記憶していますが、ずっと全く意味がわからなかったのですが、ようやくわかり始めました。

・・・少し大人になったということでしょうか。

先日ミサで有名なAve verum corpusをオルガンソロの編曲で演奏しました。
モーツァルトはカトリックの信徒だったそうで、ミサ曲も作曲しています。
歌詞を覚書として。

アヴェ ヴェルム コルプス

万歳 真のお体
聖処女マリア様よりお生まれになり
真に苦しまれた 生贄として
十字架にかかり 人間のために
その貫かれし脇腹からは
水のごとく血を流せしお体
われらに知らしめ給え 
死の試練を




コメント

このブログの人気の投稿

バロックダンス

感謝

愛好会発表会終了しました