ぐるぐると

今回はコンサートの曲数が多いためか、頭がフル回転で色々な事が走馬灯のように思い出されます。

留学から帰国して三年以上が経ち、絶対に忘れないと思っていた思い出もだんだんと薄れてくることもありますが、クープランを弾くとやはりフランスで学んだことや先生の事を思い出します。よくフランスの先生がおっしゃったのは「音楽は印象ではない。物語を語りなさい。」ということでした。また、フランス人の友人は「安物にはキャラクターがない。」とよく言っていましたが、キャラクターがはっきりしていることをフランス人はとても大切にします。

なんとなく曖昧に、それとなく綺麗に、という演奏は絶対に許されませんでした。

そのこととも関係しているのか、フランスものを集中的に練習していると、言動もかなりダイレクトになってきます。穏やかに、和を重んじ、「言わない」ということはフランスものとは両立できないのでしょうか。。



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