ジャック

チェンバロという楽器の中でもジャックという装置はとても大切です。フランス語ではソトローsautereauと言ったりしますが、sauter(ジャンプ)するという言葉から来ているようです。鍵盤を押せば、ピョコピョコと上がるので、きっとそう呼ばれているのでしょう。
鍵盤の先に垂直に乗っていてそれがうまく上下することで、タング(ジャックの上部についているさらに小さい部品)についた爪が弦に触れ音を出します。
シンプルですが、製作には行程が多く、精度が求められます。
ジャックの背面。タング(中央の木片)はイノシシの毛でできたバネで支えます。

前から見た図

バネがないとこのようにタングは後ろに倒れたまま戻りません

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