ジャン=クリストフ・ディジュ

バッハコンクールのチェンバロ部門を制した記念に作成された、ジャン=クリストフのデビュCDが届いたので聞いてみました。
ブクステフーデやベーム等、北ドイツ系の7人の作曲家を取り上げています。
フランス人のジャン=クリストフはレユニオン島に生まれ、パリでピアノなどの音楽教育を受けた後、更にフライブルク、バーゼルでチェンバロを学びました。

私が彼に最初に会ったのは、フランス、コルマールの美術館所蔵のリュッカースを用いたコンサートの時でした。バーゼルの学校でも一緒でそれ以来の親交です。

とにかく素晴らしい演奏だと思います。

全体の構築力、一音一音の表情、また音のずれ、アーテキュレーション、音の切り方何から何まで考え抜かれているにもかかわらず、ごく自然に聞こえるのです。

このような精緻で大きな演奏はなかなかできるものではありません。
本当に感銘を受けました。
かつて一緒に勉強した友人がこのような素晴らしい成果を発表し、本当にうれしく、また刺激をもらいました。

ぜひ近いうちに日本でのコンサートが実現するといいなと期待しています。

彼のサイトです↓
http://www.jcdijoux.com/






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