神秘のバリケード

クラシック音楽の中でも、とてもポピュラーな曲が時々ありますね。
バロックでは、バッハのイタリアンコンチェルトとか、ヘンデルのサラバンドなどでしょうか。
やはりCMや映画などで使われたことがきっかけなのでしょうか。

フランソワ クープランの「神秘のバリケード」もその一つかもしれません。
この曲は最近ではNHKの番組のBGMにも使用されているのを聞きました。

クープランは曲にタイトルをつけるのが好きで、でもその多くは何を意図しているのかはっきりとはわかりません。
当時の宮廷ではフランス人はダイレクトでない表現や、またはわかる人にだけわかる言葉遊びを好んだためと思われます。

この曲に関しては、以前は「処女の証」なのでは、なんていう解釈も聞いたことがあるのですが、クープランのタイトルの解説書として名高い「人生の鏡」によれば、仮面舞踏会のマスクではないかということです。

ちなみにこの曲を私は、3/23(土曜日)17:00から蕃山町教会のコンサートで演奏します。
ご都合がよければ想像を巡らしながらお聞きいただければと思います。






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