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バッハシリーズvol.7終了しました
9月23日平均律クラヴィーア曲集第2巻全曲演奏会終了いたしました。 ここ数ヶ月にわたり手指の調子が悪く、指の関節や腕の筋肉の炎症などに悩まされておりました。 本番直前までとても弾ける気がしないとキャンセルすることを考えながらリハーサルをしておりましたが、ユンケルを2本飲み、どうにかこうにか気力を取り戻して、全曲演奏いたしました。 全てを絞り切って、という感じだったのですが、「気楽に弾いていたように見えたと」おっしゃる方もあり、なかなか皆さんが受ける印象と内情は違うものだと興味深く思いました。 シリーズを通して、新しく学んだこと、気づいた大切なこともあり少しずつ勉強が進んでいることを嬉しく思います。それもコンサートを聞いてくださる皆様がいるおかげとつくづく思います。 平均律は全て弾くのは本当に骨の折れる作業ですが、特に2巻は美しい曲が多く、宝石箱のような曲集だと思います。これからも取り組んで参りたいです。 3月20日には東京での公演も予定しております。 心新たに準備に励みたいです。
東京でのコンサートのお知らせ
まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 実に7年ぶりとなる東京でのコンサートを3/20(木•祝)に駒込の今井館聖書講堂にて行います。 プログラムは平均律クラヴィーア曲集第二巻全曲というチャレンジ。 この二巻は、本当に美しい作品で、そしてとても難しいのです。 昨年9月にも岡山で取り組みましたが、なかなか骨の折れることでした。平均律に限らずですが、バッハシリーズとして、岡山でリサイタルを続けていますが、岡山だけの公演ですといつも一回きりになってしまい、もう一度同じプログラムを勉強したいとの思いがありました。今回東京で演奏会をすることになり、ではと再び平均律を演奏することにしました。 取り組みながらバッハの偉大さ、というよりむしろ自分の至らなさを感じることも多いのですが、まだ時期尚早かというと、必ずしもそうとは言えないと感じています。 なぜなら、全曲弾くのは体力と集中力が何より必要になってきますが、今後それがより高まる日は来ないのではないかという予感があるからです。 日に日に体は変化していくことを感じはじめるこの頃ですが、今できる限りのものが自分の全て。それ以下でもそれ以上でもないと、ある意味覚悟を決めて準備に励んでいます。挑戦できることに感謝して、がんばります。 コンサートの詳細は以下の通りです 小川園加チェンバロリサイタル Johann Sebastian Bach 平均律クラヴィーア曲集第 2巻 BWV870-893 2025年3月20日 (木・祝) 14:00 開演/ 13:30 開場 今井館聖書講堂( 〒113-0021 東京都文京区本駒込6丁目11-15 ) 全席自由 4000円 ご予約・お問合せ:オフィスアルシュ 03-3565-6771 プレイガイド: チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=OA090027 発売中 イープラス https://eplus.jp/sf/detail/4200700001 発売中 東京古典楽器センター 03-3052-5515
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