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東京公演終了!

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  平均律クラヴィーア曲集第二巻全曲演奏会東京公演無事に終了いたしました。 練習してもしてもずっと難曲で、入試前のような気持ちでマッサージに通いながら頑張って練習する日々でした。 本番では時折、(寒い、お腹が痛い)など雑念がよぎり、そんな中で1時間以上も弾き続けなければならないコンサート特有の非日常感を味わいながら、同時にチェンバロとはなんと美しい楽器であろうかとしみじみ感じていました。 バッハはきっとこのチェンバロの音色を十分に味わいたいがためにこのような多種多様な曲を残したのかもしれない、そんな気さえしてきました。 恩師の有田先生ご夫妻にもお聴きいただき嬉しいことでした。 チェンバロを始めて気づけば20年以上、音楽を始めて40年。素晴らしい先生方との出会いがあってこそ今まで続けてこられたのだと思います。 また、チェンバロ製作、調律の島口さん、マネジメントのオフィスアルシュさんなどプロフェッショナルに支えられての公演は安心感がありました。 ご来場の皆様には本当に感謝です。 ありがとうございました。

東京でのコンサートのお知らせ

まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 実に7年ぶりとなる東京でのコンサートを3/20(木•祝)に駒込の今井館聖書講堂にて行います。 プログラムは平均律クラヴィーア曲集第二巻全曲というチャレンジ。 この二巻は、本当に美しい作品で、そしてとても難しいのです。 昨年9月にも岡山で取り組みましたが、なかなか骨の折れることでした。平均律に限らずですが、バッハシリーズとして、岡山でリサイタルを続けていますが、岡山だけの公演ですといつも一回きりになってしまい、もう一度同じプログラムを勉強したいとの思いがありました。今回東京で演奏会をすることになり、ではと再び平均律を演奏することにしました。 取り組みながらバッハの偉大さ、というよりむしろ自分の至らなさを感じることも多いのですが、まだ時期尚早かというと、必ずしもそうとは言えないと感じています。 なぜなら、全曲弾くのは体力と集中力が何より必要になってきますが、今後それがより高まる日は来ないのではないかという予感があるからです。 日に日に体は変化していくことを感じはじめるこの頃ですが、今できる限りのものが自分の全て。それ以下でもそれ以上でもないと、ある意味覚悟を決めて準備に励んでいます。挑戦できることに感謝して、がんばります。 コンサートの詳細は以下の通りです 小川園加チェンバロリサイタル Johann Sebastian Bach 平均律クラヴィーア曲集第 2巻 BWV870-893 2025年3月20日 (木・祝) 14:00 開演/  13:30 開場 今井館聖書講堂( 〒113-0021 東京都文京区本駒込6丁目11-15 ) 全席自由 4000円 ご予約・お問合せ:オフィスアルシュ 03-3565-6771 プレイガイド: チケットぴあ  https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=OA090027   発売中 イープラス https://eplus.jp/sf/detail/4200700001   発売中 東京古典楽器センター 03-3052-5515   

クリスマス

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 あっという間にクリスマスになりました。 インフルエンザも流行中ということですが、皆様お元気でお過ごしでいらっしゃいますように。 8日には湯浅宣子さんのバロックダンスとの公演も無事終えることができました。ダングルベールは非常にドラマのある作風ですが、ダンスのためにはやや複雑で時折ダンスの作法とは離れた書法により書かれているという発見がありました。 「これはフランスのバッハね。」と湯浅さんのコメントに妙に納得。 24日の夜にはクリスマスのミサにあずかりました。 一般的に24日はイブ、25日がクリスマスと言われていますが、カトリックではユダヤ教の影響で日暮れから日暮れまでを1日とするため、24日の夜にはキリスト降誕のお祝いが行われます。 美しい日だといつも感じます。 今年は体調を崩し、治ってはまた崩しと通院ばかりしていたような気がしますが、健康に気をつけて元気に過ごしていきたいです。 今年もお世話になりありがとうございました。 よい年末年始をお迎えください。

バロックダンスとチェンバロの午後

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 またもや、久しぶりの投稿となってしまいました。 コンサートのお知らせ以外にも、何か書きたいなと思うこともあるのですが、なかなか思うようにいきません。 つまり、また、コンサートのお知らせをさせてください。 12月8日(日) 14時からハレノワアートサロンにて、バロックダンスの湯浅宣子さんとチェンバロの公演があります。 バロックダンスのソロ、私もチェンバロソロと言う最小限の編成で行います。湯浅さんの素晴らしいダンスを存分に堪能できる機会で、客席からじっくり見たい気持ちですが、音楽のダングルベールも、これまた素晴らしい作品で、弾いていて喜びを感じます。 昨年に引き続き第二弾ということになりますが、ダンスが入ることで、舞曲に生命が宿り、また何とも言えない優雅な一時となったことを思い出します。やはり、ダンスは総合芸術なのだと実感いたしました。 バロック時代には、欠かすことのできない教養の1つであったダンスが実際どのようなものであったのか、間近に見る珍しい機会ともなることと思います。 フランスの舞曲は、バッハの組曲などにも大きな影響を与えました。その起源をたどることもできるでしょう。 衣装は、湯浅さんの長年の研究の結果をもとに作られたオリジナルに非常に近いものです。そちらも楽しみです。 どうぞお運びいただけると幸いです。

バッハシリーズvol.7終了しました

 9月23日平均律クラヴィーア曲集第2巻全曲演奏会終了いたしました。 ここ数ヶ月にわたり手指の調子が悪く、指の関節や腕の筋肉の炎症などに悩まされておりました。 本番直前までとても弾ける気がしないとキャンセルすることを考えながらリハーサルをしておりましたが、ユンケルを2本飲み、どうにかこうにか気力を取り戻して、全曲演奏いたしました。 全てを絞り切って、という感じだったのですが、「気楽に弾いていたように見えたと」おっしゃる方もあり、なかなか皆さんが受ける印象と内情は違うものだと興味深く思いました。 シリーズを通して、新しく学んだこと、気づいた大切なこともあり少しずつ勉強が進んでいることを嬉しく思います。それもコンサートを聞いてくださる皆様がいるおかげとつくづく思います。 平均律は全て弾くのは本当に骨の折れる作業ですが、特に2巻は美しい曲が多く、宝石箱のような曲集だと思います。これからも取り組んで参りたいです。 3月20日には東京での公演も予定しております。 心新たに準備に励みたいです。

バッハシリーズvol.7

 今頃になりお知らせいたします。 来週9/23(月•休)14:00-ルーテル岡山教会にて バッハシリーズvol.7 平均律クラヴィーア曲集第2巻の演奏会を行います。 少し長めのコンサートになりますので、連休暇だなあ暇で仕方ないという方が万が一いらっしゃいましたら、お運びください。 概要は以下に記します。 バッハシリーズ vol.7  平均律クラヴィーア曲集第二巻全曲 演奏:小川園加(チェンバロ) 日時:2024年9月23日(月•休) 14時開演(13:30開場) 会場:日本福音ルーテル岡山教会 (岡山市北区広瀬町3-13) チケット:全席自由 3500円 プレイガイド:ぎんざやプレイガイド 086-222-3244 アルテゾーロ•クラシカ 086-224-6123  ご予約•お問合せ terzapratica@gmail.com 

発表会終了しました

 8/24(土)ルーテル岡山教会にて第六回岡山•チェンバロバロック音楽愛好会の発表会無事に終了しました。 暑い中、ご来場くださった皆様、演奏してくださった皆様本当にありがとうございました。 皆様の演奏を聞いていると、スーッとストレスが消えていくようなそのような効果を感じます。俗に言う癒しというものでしょうか。 バロック楽器は柔らかい音色ですし、また皆さんの音楽に対する喜びがそうさせるのかなと思います。 お客様にもお喜びいただき良い会になりました。 次回は来年の予定ですが、夏がどんどん暑くなり、夏場の開催は厳しいので、少し季節が良い時に考えたいと思っております。 さらに良い会を目指して頑張っていきたいです。